「子供が爪にジェルを塗ったらアレルギーにならないですか?」
「100円均一でジェル買ってお家で使ったら、子どもに皮膚炎の症状が出ちゃいました」
という親御さまの声がスクールに届くことがあります。
最近は簡単に手に届く場所にジェルネイルの材料が売っていますので、大切なお子様のためにも参考にしていただければ幸いです。
それでは、なぜジェルによる皮膚炎やアレルギーが起きてしまうのか?原因とアレルギーや皮膚炎を起こさないためのポイントをお伝えしていこうと思います。
皮膚炎やアレルギーを起こす原因は何なのか?
ジェルネイルでネイルを楽しむにあたって、皮膚炎やアレルギーを起こす原因の特定は実は難しいです。
というのも、ジェルネイルを爪や爪の形をしたチップにデザインをする際に使う道具や材料が沢山あるため、どれが原因となっているのか特定が難しいためです。
例えば、ジェルデザインを施すためにどのような道具・材料が使われるのかというと…
- エタノール(消毒)
- アセトン(溶剤)やクリーナー
- ジェル(ベースジェルなどのクリア系やカラージェル)
- ジェルを固めるためのライト(UVライト/ LEDライト)
などが挙げられます。
液体系のエタノールやアセトン、クリーナーなどは人の手に触れるものとして作られているにしても、薬剤のため人によっては反応が出てしまいます。
この記事を書いているスクール講師をしている私でも、長年ネイル施術に携わっていると1回薬剤によって皮膚炎の反応が出たことがありました。
忙しくて自分の手のケアを怠ってしまい、手についた薬剤を気にせず施術を行い続けた結果、皮膚炎が1年近くも続いてしまったのです。
ジェルは固まっていないジェルが皮膚につくことによって身体に蓄積され、アレルギーや皮膚炎を起こしてしまうことが考えられます。
そのため施術中に皮膚についてしまったり、ネイルチップに練習する際にジェルや薬剤が指や手についてしまったりが多いと、皮膚トラブルに繋がってしまうのです。
皮膚炎やアレルギーを起こさないためのポイント
付いてしまったジェルはどのようにしたら取り除けるのかというと、水洗いやエタノールなどでのふき取りでは完全に取り除くことはできませんので、しっかり取り除くためには専用の溶剤が必要にります。
溶剤はジェルを溶かすなどの作用があるものなので、付いてしまうたびにふき取りに使うということは刺激がかなり大きく、溶剤が原因で皮膚トラブルに繋がりかねない行為となってしまいます。
そこで皮膚トラブルを起こさないためにどうすべきかというと、大事な1番のポイントはジェルや溶剤を皮膚に付けない!ということです。
そのために必要な事はジェルネイルの使い方をしっかり学ぶ!ということです。
子どもに限らず大人も一緒で、お店で施術してもらうよりも“セルフネイルで楽しむ方に皮膚トラブルが多い”という声が良く聞こえます。
それは適正な使い方を学ばずに行うことによって、ネイルの材料が皮膚に付いてしまっている、皮膚炎やアレルギーに繋がるといった知識が無い、という事が考えられるからです。
トラブルを避けるために
ネイルはどうやって学べばいい?
子ども(小学生〜中学生)の場合
最近では小学生でも手に取れる場所にネイル商材が売られるようになっていること、SNSで日常的にネイルを目にするようになりました。
これまでのネイルスクールには、小学生からネイルを学べる環境はありませんでした。
ネイル道具の適正な使い方とデザインの学び、そして子どもたちの様々な能力の引き上げを目的としたスクール、対面&オンラインのネイルスクールViViが始めました。
今、私たちが懸念することは、子供の頃から皮膚トラブルやアレルギー、ネイルの適正な使い方の知識を得ないと将来的に自身の爪にネイル施術ができなくなる可能性もあるということ。
まだ、ネイルの業界は大人が主流の業界となっているため、子ども達の学びの世界にはまだ無かった分野になりますが、現代の子どもたちの間ではネイルが当たり前になっているため、ネイルスクールViViでは将来のネイリストを目指して学ぶ子も増えてきています。
セルフネイルを楽しんでいる子どもさんには、ぜひ楽しみながら学べる”ネイルスクールで学ぶことをおすすめします。
大人(高校生〜成人)の場合
検索すると良く出てくるネイルスクールは、対象が高校生以上のスクールが多いです。
そのため、高校生以上の方は通いやすいエリアのネイルスクールで学ぶことをオススメします。
セルフネイルで、自分の爪に塗ることを楽しみたい!ぐらいの場合はネイル検定3級を目標にするといいでしょう。
家族や友達などの手にも塗ってあげられるようになりたい!という場合はネイル検定2級を目標にするといいと思います。
最近では、自分で学習できるタイプの方については「SNSやYouTubeで学びました」「オンラインスクールで学びました」などの声も聞こえます。
ジェルが皮膚に付かないための基礎を学ぶには、ネイル検定3級を取得できる知識の習得が一番わかりやすいと思います。
どこから勉強したら良いかわからない場合はネイル検定3級の知識を目標に学べる場を探すことをオススメします。
最後に一言
いかがでしたでしょうか。
こちらのブログでは、あえて皮膚についたジェルの取り除き方を詳しく記載することをさけました。
それは取り除くためには専用の溶剤が必要になってしまうため、取り扱いを間違えると余計に皮膚トラブルに繋がってしまうからです。
科学的なものであるネイル材料を適正に扱える知識を学ぶことが一番大事だと考えています。
皮膚トラブルを起こさずに継続してネイルを楽しむためにも、このブログをきっかけに学んでみよう!と思う方が増えると良いなと感じています。
ネイルスクールViViでは、2025年1月より全国どこからでも学べる子ども向けネイルオンラインスクールをスタートします。こちらでは親子で、兄弟姉妹でも学べる環境となりますので、習い事の選択肢の一つとしてオススメです。
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