ネイル検定3級の手順と時間配分についてのポイント

目次

ネイル検定3級のポイントとは

ネイル検定3級では、主に衛生管理とネイルの基礎であるネイルケアとネイルアートの試験を行います。

ネイリスト検定3級の試験内容は

  • 事前審査
  • 実技試験(技能試験)
  • 筆記試験

の3つに分けられ、検定を行っていきます。

この実技試験には時間制限があり、その時間制限は

ネイリスト技能検定の
時間制限は70分!

今回の記事では、実技試験の合格を目指すための行程と時間配分についての参考を説明します。

手指消毒(1分)

施術者(30秒)→モデル(30秒)の順番で擦式清拭消毒を行います。

実技試験では、まず手指の消毒から行います。ネイルの基礎は衛生管理を重要としているため、1分かけて丁寧に行いましょう。

擦式清拭とは、エタノールなどの消毒剤をコットンに含ませて、手の甲、手のひら、手指の間の汚れを除去しながら消毒剤を浸透させることをいいます。

スプレー式の消毒剤を持参した場合でも、手に直接消毒剤をかけないようにして下さい。

ポリッシュオフ 10本(7分)

ポリッシュオフの時にコットンに含ませるオフ剤(ポリッシュリムーバー)は、ひたひたになるぐらいが目安です。

少ないと綺麗に取り除くことが難しくなります。

表面にリムーバーを含ませたコットンを置いたら、ポリッシュが溶けてコットンに付着するよう軽くコットンを抑えましょう。

なるべく1度で大部分を拭き取って、爪と皮膚のキワなどに残ったポリッシュはコットンを巻きつけたウッドスティックできれいに取り除いて下さい。

ファイリング(10分)

ファイリングのポイントは、往復がけをしないこと。

一つ一つの動きを丁寧に行いましょう。1ストロークごと、流すことなく止めることを意識しましょう。

ストロークは小さい幅の動きでなく、長めにストロークを行うこと。

削る時の圧もかけすぎないように気をつけて下さい。

クリーンナップ(17分)

プッシュアップを行う時の注意は、押し上げる時の強さと角度です。

立てすぎたり押し上げが強すぎると痛みを伴います。

またプッシャーの当て方によっては爪へダメージを加えることもあるため注意しましょう。

ニッパーを使用する場合は、間違ったハンドリング・カットによる出血は失格の対象になります。

角質をカットする際は十分に気をつけて下さい。

カラーリング(20分)

カラーリングは赤のポリッシュと決まっています。

自分が使いやすいメーカー・ブランドのポリッシュを使用しましょう。

カラーポリッシュは2度塗りとなります。

エッジの塗り忘れやはみ出した箇所の修正にも注意が必要です。

表面が塗りムラにならないよう、ハケの圧に注意するのがポイントとなります。

フラワーアート(10分)

フラワーアートはアクリル絵の具を使用します。

ラメ・ストーンの使用は可能です。事前にアートのデザイン構成・練習を行いましょう。

描きやすいお花のデザインは、5枚花・ハイビスカス・桜・ひまわりなどです。

当日は図案の持ち込みはNGです。

トップコート/見直し(5分)

トップコートを塗る場合は、アートを施していない爪から塗り、アートを施した爪は最後に塗りましょう。

アクリル絵の具が乾いていない状態でトップコートを塗ってしまうと、よれてしまうためです。

最後の見直しは、ポリッシュのはみ出しているところはないか、ラインの修正が必要ないか確認して仕上げましょう。

まとめ

以上が、3級のネイル検定での実技試験の時間配分になります。

時間を意識しながら練習していくように心がけていきましょう。

STEP
手指消毒(1分)
STEP
ポリッシュオフ 10本(7分)
STEP
ファイリング(10分)
STEP
クリーンナップ(17分)
STEP
カラーリング(20分)
STEP
フラワーアート(10分)
STEP
トップコート/見直し(5分)

検定の技術は、基本に忠実に。

一つ一つ丁寧な作業を心がけて下さい。

3級は合格率が高いとはいえ、簡単に合格できるわけではありません。

試験対策をしっかり行い練習を積み重ねましょう。

特にモデル練習を中心に、まず丁寧な練習を行うこと。

慣れてきたら時間の意識を行なって練習をして下さい。

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